葬儀を終えて法要をする中で大切にしている事
『一期一会…魂のふれ合いを通して』
この仕事が私に教えてくれたこと。
それは『出会った人に感謝する心』です。
四十九日までの忌日法要、
そしてー周忌から始まる年忌法要と、
法事のお手伝いはー度きりではなく、
その分ご遺族様と密接に関わることができます。
ただひたすら悲しみを受けとめるための葬儀を終え、
ようやく落ち着いて周りを見回すことができるようになったご遺族様が、
改めて静かに故人様を偲び、
また周囲の人との繋がりを再認識する場でもある法要。
そこで私達がすべきなのは、
過度なサービスではなく、
ご遺族様の希望を汲み取って
それぞれの家の習慣に基づいた提案をし、
裏方に徹してサポートすることなのだと、
これまでの経験から学びました。
訪問客の接待や会食を済ませ、
家族や親戚、友人との絆を深めたご遺族様が、
「自分はー人じゃないんだ」と知り、
前を向いて生きていく活力を得るまで、
後ろからそっと支えることが私達の役目です。
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